あわとり練太郎でビーズを用いたメディア分散 ~分散(解砕)スターターキットのご紹介~
          最新モデルのあわとり練太郎ARE-312は、通信機能が搭載され、様々な業務効率化が可能となりました。製造ラインの自動化や遠隔操作、二次元コードを読み込み材料毎にレシピを自動設定、トレーサビリティ確保のための稼働状況の取得等を実現します。
さらに、オプションのマルチセンサーとの組み合わせで、撹拌中の材料温度管理ができるようになりました。処理中の発熱を制御しながら分散を行えるため、凝集物の解砕も可能となりました。
 
・微量の材料を分散(解砕)したい
・高機能材料をあわとり練太郎で簡易に分散(解砕)したい
・分散(解砕)のプロセスを最適化して、材料の性能を引き出したい
 
シンキーでは、このようなニーズにお応えするソリューションをご提案しております。
1.凝集しやすい材料の分散・温度管理に必要な製品をひとつのキットにまとめました!
・ 自転・公転ミキサー あわとり練太郎ARE-312
・ 排熱テーブル E-ねつさまし
・ マルチセンサー
・ 制御アプリケーション
・ メディア分離セット ・ 解砕容器・ジルコニアボール(オプション品)

※ジルコニアボール:非常に硬くて摩耗に強いセラミック製の小さな球体で、粉砕や研磨などに使われます。
2.ARE-312を使った分散(解砕)の原理
容器にスラリーとともにジルコニアボール(粉砕メディア)をセット。
- 自転と公転の相互作用により、運動エネルギーを付与されたジルコニアボールが容器底面外周部に集中。
 - スラリー中の粒子は、ジルコニアボール間に補足され、せん断力、摩擦力、衝撃力などが複合的に作用し、粒子の微細化を進行させる。
 

3. 材料の温度管理も重要です
粒子は表面エネルギーの高さなどにより凝集していますが、分散を目的としてジルコニアボールを添加して分散を行うと、凝集が解消される一方で、摩擦などの影響により温度が上昇しやすくなります。マルチセンサーや専用アプリを使えば、処理中の材料温度管理が可能です。
| E-ねつさまし | 装置内部に籠ってしまった熱を強制排出。 | 
| マルチセンサー | 材料温度をリアルタイムモニタリング。専用アプリケーションとの連携で発熱をコントロール。 | 
| 制御アプリケーション | 温度警報オプション 容器内の材料温度が予め設定した温度に達すると運転を停止。温度低下後に再起動し、材料を最適に処理。 | 
| 解砕容器 | 耐熱PPS容器 撹拌熱対策。 | 

4.分散事例(シリカ)
【処理条件】シリカ、分散剤、精製水、ジルコニアボール(φ0.05㎜)、300ml HDPE容器使用)
○粒子径分布法(動的光散乱)法

※サブミクロンオーダーまで処理可能です。
※材料や条件によって結果は異なります。また、コンタミ及び材料温度の上昇が生じる場合があります。
5. 処理の流れ


6. 分散(解砕)スターターキット 資料請求・お問い合わせ
詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。製品資料をお送りいたします。

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