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金属系ペーストがお好き?|年間トップアクセス事例のご紹介

2017/04/26

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金属系ペーストがお好き?|年間トップアクセス事例のご紹介

※本記事は過去に配信したメールマガジンの内容です。内容は配信当時のものとなります。

早いもので新年度が始まり、間もなく1か月が過ぎようとしています。(シンキーでは年度初めは8月なのでまだ少し先なのですが・・・)異動などでばたばたされた方も多いと思いますが、少し落ち着かれましたでしょうか。

このタイミングでシンキーのホームページ内の「導入事例」の中で人気のコンテンツを調べてみました。すると、一番アクセスが多かったのは、「時短・品質向上だけでなく、空打ち解消!歩留りUP!」たった30秒の撹拌で、金属フィラーと各種樹脂が均一に分散された!という記事でした。他にもプリント基板の事例も上位に入るなど、特に金属系ペーストの話題に注目が集まりました。

金属系ペーストは、実際話題によくのぼる

WEBのアクセスに連動して、銀ペースト等の金属系のペーストにまつわるご相談は近年継続的にいただいており、展示会ブースでもよくお話を伺います。
これらの金属系ペーストは、電子回路や半導体などの分野で導電ペーストとして用いられますが、その導電性の向上には、導電のために用いられる金属がバインダー中に、均一分散され、かつ脱泡されていることが重要です。

銀ペーストのような金属系ペーストは、シリンジを用いたディスペンス(塗布)で使われることが多いため、精度のよい脱泡が求められています。また、遠心力をかけすぎると沈降が進みやすく、分散状態を安定化させるには難しい材料でもあります。大気圧型ミキサーでは難しい低粘度の導電ペーストのシリンジ脱泡に効果を発揮する真空型ミキサーのご使用をお勧めしています。特に近頃では先端分野で銀ペーストや、金ペースト、白金ペーストが使用されることが以前にも増して多くなり、高価な材料を歩留まり良く使用し、ロスも抑えたいという点からも、ご要望が増えているようです。

銀ペーストの撹拌比較

上の比較画像からもわかりますが、左:手撹拌は明らかに気泡が入っています。沈殿して分離している材料の再分散も完全な状態にはなりません。これがディスペンサーの吐出時に、空気を空打ちして不良品を出すことにつながります。手撹拌後に真空脱泡をすると1時間以上かかる作業も、あわとり練太郎(真空タイプ)ではたった30秒のうちに撹拌脱泡が完了し、シリンジへの移し替え後の脱泡も数分で完了します。光学顕微鏡の画像にあるような、大変なめらかな仕上がりとなります。

最後に

ちなみに今回調べたアクセスランキングの第2位は「高粘度のバインダーと粉末の均一混合」これまでプロペラ式で苦労していた粉体と樹脂バインダーの均一混合が数分でできた!という内容でした。 処理にお困りの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。


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https://www.thinky.co.jp/products/item-all/vacuum-mixer/arv-310.html

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